ぼくたちのまちづくり2 商店街を救え [読書録]
絵本なので子供向けだとは思うのですが、内容は大人と言うか専門家レベルです。
ただ、残念なのは増刷はしていないみたいです・・・
- 作者: 福川 裕一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/09/24
- メディア: 単行本
自炊ごはん [読書録]
別にいまさら自炊というわけではないが、地産地消とかを考えていると周りは私が料理が出来ると思い込まれている場合があります。
「いや、私はまったく料理できないんですよ・・・」
と言っているのですが、なかなか信じてもらえないのです。
理由は簡単で、生ごみを出すのが面倒だというところから始まっているんですけど(笑)。
先日、コンビニでふと見つけたのが「自炊ごはん」という本。
パラパラとめくったところ、野菜の切り方なるものが目に入ってきました。
そうか、みじん切りなんていうのはこうやって切るのか・・・といった初歩的な事を全く知らない私に気づきました。
何時料理するのか?と聞かれると苦しいのですが、最近移動の合間に読んでます。
週末田舎暮らし術 [読書録]
育ったのは大阪と兵庫の県境だったので、子供の頃は里山らしきものが近くにあったのですが、高度経済成長時代の大阪は周辺部の住宅開発が猛烈なスピードで行われました。私の自宅周辺もあっという間に住宅街に。
「くくのち林間學校」では地元の方が山との付き合いを教えてくれるので日々新しい発見があるのですが、月に一度なので少々物足りないという部分は残ってしまいます。そこを埋めるような本と出会うと、ヴァーチャルででも色々と想像を働かせることができ、つかれた身体と頭のリフレッシュを行っています。
週末田舎暮らし術―つくる憩う味わう 自然とのんびりつきあうためのアイデア101
- 作者:
- 出版社/メーカー: 成美堂出版
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
農のある人生 [読書録]
間伐材の手入れをするといった「森林ボランティア」や「林家」や「農家」を養成する期間ではなく、生活や自然との関係や、健康的に生活できる社会とはなんだろうということを、地域の方たちと交流しながら経験を積み重ねていくというものなのです。
私が研究テーマにしている「ソーシャルキャピタル」の実証研究でもあります。
その関係もあって、様々な農や里山にかんする資料を読んでいるのですが、農を求める人たちの活動を幅広く取材してる本に出会いました。瀧井宏臣著「農のある人生」です。サブタイトルの「ベランダ農園から定年帰農まで」に目が留まり、読んでみたところ、冒頭に私が理事の末席を勤めさせていただいています「NPO法人1m2自然農園の会」が紹介されていたのでびっくりしました。
都心部に人口を集約させようという考え方もあるのですが、私は日本の国土を広く活用する社会のほうが良いと考えています。
農のある人生―ベランダ農園から定年帰農まで (中公新書 1902)
- 作者: 瀧井 宏臣
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/06
- メディア: 新書
不都合な真実 [読書録]
環境問題はなぜウソがまかりとおるのか2 [読書録]
すっかりベストセラーとなりました武田邦彦先生の「環境問題はなぜウソがまかりとおるのか」の続編が出ています。今回は京都議定書のカラクリについて詳しく説明されています。この本の内容そのものはずっと研究者の間で言われていたことが多いのですが、なかなか辛口に切り込んでいるので、誤解も出てくるだろうな・・・と思いつつ読んでいます。
環境問題は様々な角度で考えることが必要なので、この本の切り口も含めて客観的に考えて、行動のスタンスをつくることだと思います。
環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks (029))
- 作者: 武田邦彦
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2007/09/12
- メディア: ペーパーバック
環境問題はなぜウソがまかり通るのか (Yosensha Paperbacks (024))
- 作者: 武田 邦彦
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2007/02
- メディア: ペーパーバック
国策捜査 [読書録]
「国策捜査」
サスペンスものの小説で出てくる用語かと思っていたら、どうもそういった捜査が存在するという。今一緒に仕事をさせてもらっている地域計画の大先輩から面白い本があるといって紹介されたのが佐藤優著「国家の罠」である。内容は少し前の小泉純一郎元首相時代に起きた田中眞紀子元外相と鈴木宗男議員との確執の背景やロシア外交に関する裏話である。
内容的には「そうなんだ・・・」と言った感じで、読み物としては興味深いものでした。しかし、これをそのまま信じるというには、あまりにも普段の生活とかけ離れていて実感が湧かないというのが正直な感想なのですが、もし、ここに書かれてあるような事が事実だとしたら、政府って・・・官僚って・・・って考え込んでしまいそうです。
国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫 さ 62-1)
- 作者: 佐藤 優
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫