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環境バブルにならなければ良いですが・・・ [都市環境プランナー]

 どうも、排出権取引というのは違うような気がするんですよね。理屈がとおるからややこしいのですが、CO2の排出権取引を購入すると言う行為や、それが市場化するというのは時代に遅れているというか、間違った方向に進んでいると思うのです。

公共事業を進める際に、立ち退き料として金銭的な解決を図るというのがありました。戦後の日本の社会基盤整備を行ううえで、国民的合意と言いましょうか、そうしなければ日本国民が生きていけないという状況の中では、ある程度犠牲になってしまう人たちの社会保障を全体で行うというのは当然だったと思います。しかし、社会資本整備がひと段落しても同じような事業手法をとってきたことで、様々なひずみが生じたことは事実です。

地球温暖化に関して、二酸化炭素の排出量をなんとかしなければならない・・・まぁ、科学的な検証は別にして・・・と言う状況の中で、排出権を購入すると言う行為は、環境教育上どうやって説明をすれば良いのでしょうか・・・。しかたないから、お金で買いましょう・・・というのは、どうも違うような気がするんですよね・・・。


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