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あっというまに・・・ [研究生活]

年々時間の経つのが早く感じるようになってきました。
先月から始まった三遠南信地域での調査で愛知県の端から端まで移動ばかりの生活です。
ここ数年研究を行っている中間集団とソーシャルキャピタルの関係について実証できるかどうかのデータ集めと解析です。と言いながらも、EXPOエコマネーの環境配慮行動に関する分析も最終段階に入っているので、こちらも書き上げなければならず、焦りだけが先行しています。

そういえば、エコマネーやエコポイントのビジネスモデル化について相談を受けることがあります。私はエコマネーやエコポイントはビジネスモデル化型のものもあれば、そうではない非営利・他利的なモデルが存在していると考えています。私が興味があるのはビジネスモデル型ではないので、それはEXPOエコマネーを継承されたNPOさんに相談されるようにお勧めをしています。

私の友人たちは、そのような態度をとる私は“オバカ”に写るようですが(笑)。しかし、愛知万博でのEXPOエコマネーセンターではビジネスモデルではない社会モデルが存在していたのです。それをなんとか分析して、社会への応用をと考えていながらジリジリとした日々を過ごしています。

今年を振り返ってみると、その応用の形として「八穂環境学習教室」や「メリ夫とワガママ団」を表現することができました。「八穂環境学習教室」は都市環境デザイン会議から「JUDI奨励賞」をいただき、国交省中部地方整備局からは「中部の未来創造大賞」の大賞をいただきました。「メリ夫とワガママ団」も1年間打ち切られることなく9話の制作を終えました。

海部地区環境事務組合さんやテレビ愛知さんが私の研究している「中間集団とソーシャルキャピタルの関係」が環境配慮行動に多大な影響を及ぼすという仮説を理解していただいたことに感謝しています。

そして、夏からは「くくのち林間學校」の開校準備に入りました。こちらは、より実践的な社会実験になります。ほぼ実証ベースと考えています。そして「八穂環境学習教室」と「メリ夫とワガママ団」のさらなるバーションアップを図っていきます。

j環境配慮行動を誘引するためのビジネスモデルではない社会モデル化。

今年は少し霧が晴れたかな・・・という一年でした。


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