木質ペレット [都市環境プランナー]
今、気になっています木質ペレット。今更・・・と言われるかもしれませんが、注目されている割に普及が遅れているのです。木質ペレットとは間伐材や建設廃材などを原料に圧縮成型した小粒の固形燃料です。
単純に考えると、薪よりも扱いやすいので、地球環境時代には良いような気がしますが、そんな単純なものではありません。木質ペレットストーブなどは一軒家などで、そこそこ大きな居間などがないと設置が厳しいと言えます。もちろん、小型のものも開発されていますが、日本の集合住宅には向いていません。
また、いままでの木質ペレット製造は欧州型の大量生産・大量消費を前提としているのですが、これは日本の場合は向いているとは言えません。できれば、エネルギーの地産地消を目指す中で木質ペレットを位置づけていくべきだと思いますが、日本のエネルギー政策は地域エネルギーは効率が悪いものとされていますので、エネルギーの地産地消はあまり考えられていません。
まだ詳細に分析をしている訳ではないのですが、地域によっては木質ペレットを介してエネルギーの地産地消化は可能ではないかと考えています。
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物を作るとたいてい端くれが出ますが、これを活用する余地はまだまだありそうですね。
ペレットストーブのような一般に普及していないものは、こじんまりとした喫茶店や飲食店にあると面白いかもしれません。
by 立方 (2009-02-15 08:04)
立方さん
喫茶店や飲食店というのはインテリアの意味合いも含めて良いアイデアですね。まずは、身近に見本が欲しいですね。
by TANIGUCHI (2009-02-15 12:37)
エネルギーの地産地消、こんなコトも立ち遅れているんですね。
by SAKANAKANE (2009-02-23 01:25)